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　少子高齢化や核家族化が進み孤独死や自死が社会問題となる中、遺品整理は現代社会において必要なサービスとして認知されてきました。遺品整理だけでなく特殊清掃、空き家問題、ゴミ屋敷の片付け等々、整理清掃の需要は高まるばかりです。
 

　起業のきっかけとなったのは、母方の祖母が臨終した際、遠方だった為「遺品整理」を地元業者に依頼した時の事でした。その業者はこちらの気持ちを汲んでくれ、丁寧に遺品を処理してくれました。
しかし、高齢者の一人暮らしだった為、故人が生前住んでいた家は空き家となり「固定資産税」が毎年数十万かかる「遺族の生活コスト」となりました。
 

　また、不動産が残ったことや身辺整理の中でさらに相続財産が発覚したことで、遠方に散らばった親族が集まって話をしなければいけなくなったものの、法律に定められた短い期間では時間が合わず、多忙の中混乱し、親族皆が大変な経験をしたことがありました。
 

　この実体験から、少しでも誰かのサポートができればと思い、「遺品整理士」「税理士」「司法書士」「古物商許可取得者」といった有資格者同士が連携できる組織を結成し、「新しい遺品整理のカタチ」として「 e-サポート」を発足させました。